🧠【要注意】カルシウムの“摂りすぎ”がもたらす身体への影響とは?|パーソナルジムRIVITA

🥛 「カルシウム=健康」は思い込み?摂りすぎで逆に不調に…
「骨を丈夫にする」「成長に必要」と、昔から“摂るべき栄養素”として知られているカルシウム。確かに、骨や歯を構成する主成分であり、筋肉の収縮や神経伝達にも欠かせない重要なミネラルです。
しかし、実はこのカルシウム、過剰に摂取すると健康を損なうリスクがあることをご存知でしょうか?
この記事では、カルシウム過剰によって起こる体の不調や、筋トレ中・ダイエット中の人が注意すべきポイントを、パーソナルジムRIVITAの視点からわかりやすく解説します。
⚠️ カルシウム過剰の主な症状とは?
適正なカルシウム摂取量は、成人で1日650〜800mg程度(厚生労働省推奨)。
しかし、サプリメントやカルシウム強化食品の普及により、意図せず1,200mgを超えてしまうケースもあります。
代表的な過剰症状:
- 筋肉のけいれん・こむら返り
- 血中カルシウム濃度が上がりすぎると、神経や筋肉の興奮が過剰になり、けいれんを起こす原因に。
- マグネシウムとのバランス崩壊が背景にあります。
- 便秘
- カルシウムは腸の蠕動(ぜんどう)運動を抑えるため、過剰に摂取すると腸内の動きが鈍くなる可能性があります。
- 腎臓結石のリスク上昇
- 尿中に排出されるカルシウムが増えることで、腎臓に結石(カルシウム結晶)ができやすくなるリスクが。
- 倦怠感・脱力感
- 血中カルシウム濃度が高くなると、逆に筋肉の反応性が鈍くなり、動きが重く感じることがあります。
- 心機能への影響
- 心筋の収縮にも関与しているため、過剰摂取で不整脈や動悸が出ることもあります。
🧬 カルシウムとマグネシウムの「黄金バランス」
カルシウム単体では正しく機能せず、マグネシウムとの“比率”が非常に重要です。
理想的なバランスは以下の通りです:
- カルシウム:マグネシウム = 2:1(摂取量の比率)
カルシウムを摂りすぎてマグネシウムが不足すると、以下のような不調が起こりやすくなります。
- 筋肉が常に緊張(弛緩できない)
- 神経の興奮が抑えられない
- 睡眠の質が低下
💡 POINT:筋肉の「収縮=カルシウム」「弛緩=マグネシウム」
運動後に筋肉が張りっぱなしだったり、夜に足がつるという方は、カルシウム過多+マグネシウム不足の典型パターンです。
🏋️♀️ 筋トレ中・プロテイン摂取時にカルシウム過剰になりやすい?
パーソナルジムRIVITAでも多いご相談のひとつが、
「筋トレ後に筋肉が固まりやすい」
「夜にふくらはぎがつって目が覚める」
という声。
実は、これらの原因のひとつが「カルシウム過剰とミネラルバランスの崩れ」です。特に注意したいのが、以下のような習慣のある方です:
- プロテインと一緒にカルシウム強化シリアル・ドリンクを摂っている
- 乳製品を1日2〜3回以上取り入れている
- マルチビタミンにカルシウムが高配合されている
これらの積み重ねが、知らぬ間にカルシウム過剰につながっていることがあります。
🥗 カルシウムとの正しい付き合い方:5つのポイント
- サプリの“成分表示”を必ず確認
- 「1粒で1日分のカルシウム」と謳っていても、食品からも摂っていれば過剰に。
- 乳製品の摂りすぎに注意
- ヨーグルト・チーズ・牛乳などを重ねて摂ると、1,200mgを超えることも。
- マグネシウムを意識的に摂る
- 納豆、海藻、豆類、アボカド、玄米など。
- 定期的に血液検査でバランスを確認
- 健康診断で血中カルシウム・尿中カルシウム値をチェック。
- 入浴やストレッチで筋肉をリラックス
- カルシウム過多による緊張は、リカバリーの遅延にもつながるため、運動後のケアが重要です。
🧠 まとめ:カルシウムは「摂りすぎ」にこそ注意を!
「カルシウムは骨のために毎日しっかり摂ろう!」というイメージは間違いではありません。
しかし、量とバランスを間違えると、むしろ筋肉や神経に悪影響を及ぼす可能性があります。
特にジムで筋力アップを目指す方、健康意識が高い方ほど、サプリや強化食品に頼りすぎていることも…。
パーソナルジムRIVITAでは、運動だけでなく、栄養・ミネラルバランスまで含めた総合的な身体づくりをサポートしています。
「最近なんとなく体が重い」「トレーニング後に疲れが取れない」そんな方は、カルシウムの摂取量とバランスを見直してみませんか?
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