背骨の重要性について

今回は「背骨」について解説をしていきたいと思います!!
背骨とは、26個の骨が繋がってできています。
・頚椎7個
・胸椎12個
・腰椎5個
・仙骨1個
・尾骨1個
合計26個
一つ一つの骨のことを椎骨(ついこつ)といいます。
私のパーソナルトレーニングでは背骨をうまく使えるようにするためのトレーニングやエクササイズを最初に行うことがほとんどですが、それはなぜでしょうか?
それは背骨が「健康の土台」となっているからです。
背骨はまず3つのカーブがあり、これは人間だけです。3個のカーブがあるからこそ人間は二足歩行を可能にしているのです。
そしてこのカーブが担っている役割というのは「地面や外力からに衝撃吸収」ということです。歩くだけで体重の3倍もの衝撃が加わるとも言われています。走ればより多くの衝撃が加わるのは想像できるかと思います。
これに耐えて体を守っていくためにこのカーブが背骨のクッションの役割を担っているということです。
ですがこのカーブが失われてしまっている姿勢をとってしまっている人が非常に多いのが現状です。
具体的にはストレートネックや、反り腰、猫背などが挙げられます。それぞれカーブの失い方、カーブの仕方などは違いますが、いずれにしても背骨の状態が正常とはかけ離れていってしまっているというのは同じになります。
この背骨のカーブがうまく取れていないと衝撃吸収の能力が半分になってしまうということも言われています。
衝撃を吸収できない→交感神経優位→体の緊張、痛み→慢性疼痛
という流れもできている可能性があります。
また運動によって力やパワーを出そうと思った時もリラックスがうまくできなかったり、しなるような動きをできないため力が伝わりづらく運動やトレーニングの効率が落ちてしまうというのも理解できると思います。
なので、まずトレーニングに進んでいく前に、背骨の柔軟性を取り戻していくことから初めていくことが大切だと考えます!!
おすすめは
・3Dスパインモビライゼーション
・ロールアップアンドロールダウン
・クロコダイルブリージング
などが挙げられます!
実際に椎骨を1個ずつ動かすような意識で行っていただき、クロコダイルブリージングについては、単純に無意識で背中の方に空気が送り込まれるので背中の緊張が取れやすい種目になります。
動かしやすい状態を作ることが大事になりますのでぜひ上記3つ行ってみてください!
Googleで種目名を検索していただけると種目の大まかなやり方は出てきますよ!
参考にしてみてください!
今日はここで以上にしたいと思います!最後までご覧いただきありがとうございました!
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